その他の治療方法

漢方を使う

アトピーの治療に漢方を使うという方法もあります。漢方を長期間服用することによって体質の改善を図ったり症状を緩和させたりできるかもしれません。漢方の原料となる生薬は動物や植物や鉱物などの自然のものから作られています。生薬の種類は薬草類だけでおよそ280種類、動物などが約50種類、昆虫などが約20種類、鉱物の場合は約35種類程度が知られており、合計で約400種類程度が用いられています。

生薬の配合に関しては厳密にその割合が定められており、複数の材料を一定の量で配合して作られたものだけが漢方薬として認められています。西洋の薬は特定の成分だけで作られることが多いのに対して漢方はこのようにいくつかの材料の配合割合によって効果が高められています。つまりそれぞれの成分が相互に作用しあって独特の効果が引き出されるという仕組みになっています。

生薬が原料であるゆえに副作用が少なく、身体に危険をもたらす率も低くなっているのが特徴ですが、その分緩やかに効果が出ますのである程度の期間が必要になります。通常は1~2カ月程度試すとある程度効果があるのかどうかの判定が出来るようになりますが、場合によってはもっと期間が必要なこともあり、効果が出にくい体質の場合もありますので一概には言えないところです。

他の治療と同じく漢方による治療も医師に用診断が大切になってきます。もし医師が生薬のアトピーの薬を処方している場合は漢方と併用すると思わぬ副作用が出ることも考えられますので必ず医師に相談してから服用するようにしてください。独自の判断は禁物です。