アトピーとステロイド

ステロイドの危険性

ステロイドは有効性が高い分、副作用も強いことが知られています。特にステロイド依存症になってしまうと一生手放せないことになり、また徐々に効き目が無くなってしまうという非常に恐ろしい結果になりかねません。ステロイドは使い方を間違うととても危険なものであるという認識がどうしても必要です。

例えば、自己判断で使う量を勝手に増やしたり使う回数や期間を増やしてしまうと、ステロイドが手放せなくなるステロイド依存症になってしまいます。これはステロイドの過剰使用によって、身体が自分で調節するはずの機能を壊してしまい、二度と自分で調節できなくなってしまう恐ろしい状態のことです。こうなると免疫力の低下が引き起こされ、副腎皮質という臓器が調節するはずのホルモンが製造されなくなり、ステロイドをやめたくてもやめられないという恐ろしい結末が待っています。もしステロイドを使うことになった場合は必ず医師の処方に従ってください。また、出来れば使用しない方が安全であるということも覚えておいてください。

別の危険としてはステロイド性骨粗鬆症という病気が引き起こされることがあります。これはステロイドの長期過剰使用によって体内でもホルモンの生産が妨げられ、結果として骨の密度が低く、つまり骨がもろくなってしまう症状のことです。そうなると爪がもろくなってしまったり腰痛が酷くなってしまったり猫背が酷くなってしまうなどの悪い影響が起きてしまいかねません。

最近ではステロイドは昔ほど処方されなくなりつつありますが、それでもまだ完全に使われなくなっているわけではありませんし、病院によってはまだステロイドを積極的に処方しているところもあるようです。どうか自己責任で判断してステロイドの副作用から自分を守ってください。